EOS Build Processorのメジャーバージョンアップ版 3.0 (3.0.00049.0)をリリースしました。
対象
- 2020年10月9日の時点でEOS Build Processorの年間保守契約が有効なユーザー様
システム要件
Magicsのシステム要件に準拠します。こちらをご参照ください。
EOS Build Processor 2.2 (2.2.00034.0)からの主な変更内容
機能追加・変更・改良
- 最新のスライス・アルゴリズムを採用しました。
- 厚みのないサポートに対して、スライスの点削減ができるようになりました。
- M400-4、M400、M300-4、M290、M100、P500のみ
- EOSPRINTに設定されているMaterial setが追加された、新しいBPの設定ファイルに置き換わります。
- EOSPRINTのパラメータファイル(*.eosper)をインポートすることができます。
- EOS BPからジョブファイル(*.openjz)を出力することができるようになりました。
不具合修正
- しばしば、サポートのスライスが二重になることがある問題を修正しました。
- しばしば、最上層と最下層が正しく表示されないことがある問題を修正しました。
- 正しくないエラーメッセージを修正しました。
システム環境
Magicsのシステム環境に準拠します。こちらをご参照ください。
同時にインストールされるソフトウェア
- EOS Build Processor 3.0.00049
- Build Processor System 3.1.00004
- Build Processor Interface 4.1.0.0
- Materialise Local License Server 7.1.0.3
- Microsoft .NET framework 4.6.2
補足事項
- EOS BP 1.x/2.2と共存することができます。
- Magics 23.0以上との組み合わせでお使いください。
- M400-4、M400、M300-4、M290、M100、P500をお使いのユーザー様は、EOSPRINT 2.8以上との組み合わせでお使いください。
- M400-4、M400、M300-4、M290、M100、P500をお使いのユーザー様で、SLIが必要な場合はEOS BP 2.2をお使いください。
- 旧バージョンのEOS BPからバージョンアップされる場合は、後述のバージョンアップガイドを必ずお読みいただき、適切に設定してお使いください。
インストーラーの入手方法
ダウンロード手順の詳細はこちらをご参照ください。
- ダウンロード手順2は、MagicsのCCKを入力してください。
- ダウンロード手順6は、上から順にBP - EOS Build Processor、EOS Build Processor 3.0、EU、を選択してください。
ダウンロードいただくインストーラーの情報:
- ファイル名: EOSBuildProcessor_3.0.exe
- ファイルサイズ(ファイルのプロパティ): 157MB
- チェックサム(SHA256): 9CEF344A5DD1749B27142F4F4DEC6105538E930A0F00FA575B6E743132C598F7
ライセンス有効化の手順
こちらをご参照いただき、必ずインストールしたバージョンのライセンスを有効化してください。
バージョンアップガイド
下記は、EOS BP 1.x/2.xから3.0にバージョンアップする際のガイドです。
専用の資料ダウンロードページに必要事項をご入力いただければ、より詳しい資料をダウンロードいただけます。お手数おかけ致しますが、ご参照ください。
バージョンアップの前に
- EOS BP 3.0をインストールする前に、念のため、BPマネージャに追加されている、既存の全てのEOS社の3DプリンタのBPプロファイルとBPのマシンファイルをバックアップして保存してください。
- 対象の3DプリンタがM400-4、M400、M300-4、M290、M100、P500の場合、EOS BP 3.0にバージョンアップしても既存のBPプロファイル及びBPのマシンファイルは引き継がれず初期値になります。旧バージョンの設定は削除されることなく残るので、割り当てるEOS BPのバージョンを切り替えることで、バージョンアップ後も旧バージョンのEOS BPの設定を参照することができます。BPのマシンファイルの引き継ぎはこちらをご参照ください。
- 対象の3Dプリンタが上記機種以外の場合、既存のBPプロファイルはEOS BP 3.0に自動で引き継がれ更新されます。BPのマシンファイルは引き継がれません。こちらをご参照いただき、BPのマシンファイルの引き継ぎをお願いします。
既存の3Dプリンタに割り当てるEOS BPを変更する
既存のEOS BPの3Dプリンタの設定に割り当てられているEOS BPのバージョンを、下記のいずれかの方法でEOS BP 3.0に変更します。どちらの方法でも結果に変わりはありません。
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インストール直後に変更する
EOS BP 3.0のインストールの最後でFinishボタンをクリックすると、Assign Build Processor Wizardというウィンドウが表示されます。
このタイミングで割り当てを変更するには、対象の3Dプリンタをマウスで選択してハイライトさせ、OKをクリックしてください (複数選択する際はキーボードのCtrlキーを併用)。
もしもこの段階でCancelをクリックすると、既存のどの3DプリンタにもEOS BP 3.0が割り当てられることはありませんが、下記の後から任意で変更するを実行しない限り既存の3DプリンタをEOS BP 3.0でお使いいただくことはできません。
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後から任意で変更する
BPマネージャで対象の3Dプリンタを選択し、Properties (プロパティ)をクリックしてプロパティを表示します。
中央の項目 Build Processorのプルダウンメニューで、EOS Build Processor 3.0.00049.0に切り替え、Applyをクリックしてください。