ライセンスを自動で再有効化する

Update: 2021.09.03

ライセンスを自動で再有効化し、運用することができます。

本手順はライセンスの自動有効化ができる環境であることが大前提であり、どのような環境でもご利用いただけるものではありません。ライセンスの自動(再)有効化をご利用できない場合は、ライセンスを手動で(再)有効化をご利用ください。

 

 

手順を進める前に下記についてご確認ください。

  • 管理者権限を持つユーザーとしてWindowsにログインしている必要があります。
  • 他のアプリケーションをすべて終了するようお勧めします。
  • アンチウイルスやエンドポイントセキュリティなどのセキュリティ関連ソフトウェアは、可能な限り一時停止してください。

 

ローカルライセンス

3-matic 16.0/Magics 25.0以上のバージョンで、ローカルライセンスを自動有効化する手順6の「入力されている全てのライセンスコードを自動的に更新」のチェックボックスをONにしている場合、本手順では特に再設定の必要はありません。もしもライセンスの自動再有効化を実行する日にちを変更したい場合は、本手順4のDays till license expiredの数字だけを変更してください。  

 

  1. 下記フォルダにあるLicSrvConfig.exeを起動。  
    C:\Program Files (x86)\Common Files\Materialise\LicenseFiles6\LicSrvConfig.exe  

     
  2. ここから先は、赤枠内のAutomatic licenses renew settingsで設定変更します。  
     
     
  3. Stopをクリックした後、左下のRefreshをクリック。  
    この状態でStopが押せない状態(言い換えるとStartが押せる状態)になっていることを確かめてください。 (※1)  

     
  4. 下記のように設定します。  
    Renew licenses with CC-Key ... チェックボックスをON。  
    Renew licenses with Voucher ... 使用しません。チェックボックスはOFF。  
    Days till license expired ... 数字は変更することができます。ライセンスが無効化する日から遡って、ここに入力されている日にち(デフォルトでは14日)前に、既にライセンスマネージャーに入力されている全てのCCKのライセンスの自動再有効化を実行します。  

     
  5. 変更内容を確認してStartをクリックした後、左下のRefreshをクリック。  
    この状態でStartが押せない状態(言い換えるとStopが押せる状態)になっていることを確かめてください。 (※2)  

     
  6. 右下のCloseをクリックし、画面を閉じる。  

     
  7. 必ずPCを再起動してください。
 
 

フローティングライセンス

あらかじめフローティングライセンスを自動有効化する手順にて、対象のライセンスを全て有効化してください。本手順では、現在フローテイングライセンスサーバーに登録されている全てのCCK (Product key)が、対象となります。  

 

  1. License Administratorを起動し、左のメニューからFloating Serverを選択。  

     
  2. 上のメニューからServer > ConfigureをクリックしてLicense Server Configuratorを起動。  

     
  3. ここから先は、緑枠内のAutomatic licenses renew settingsで設定変更します。  
     
     
  4. Stopをクリックした後、左下のRefreshをクリック。  
    この状態でStopが押せない状態(言い換えるとStartが押せる状態)になっていることを確かめてください。 (※1)  

     
  5. 下記のように設定します。  
    Renew licenses with CC-Key ... チェックボックスをON。  
    Renew licenses with Voucher ... 使用しません。チェックボックスはOFF。  
    Days till license expired ... 数字は変更することができます。ライセンスが無効化する日から遡って、ここに入力されている日にち(デフォルトでは14日)前に、現在Floating License Serverに入力されている全てのCCK(Product key)のライセンスの自動再有効化を実行します。  

     
  6. 変更内容を確認してStartをクリックした後、左下のRefreshをクリック。  
    この状態でStartが押せない状態(言い換えるとStopが押せる状態)になっていることを確かめてください。 (※2)  

     
  7. 右下のCloseをクリックし、画面を閉じる。  

     
  8. 必ずPCを再起動してください。
 
 

 

※1

この段階でStartが押せない状態に戻る場合、Windowsのログイン・ユーザーアカウントに管理者権限が付与されていないか、あるいは何らかのセキュリティ上の制限が掛かっているか、もしくはWindowsのシステムに問題がある可能性があります。まずは貴社のシステム管理者の方にご相談ください。

 

※2

この段階でStopが押せない状態に戻る場合、Windowsのログイン・ユーザーアカウントに管理者権限が付与されていないか、あるいは何らかのセキュリティ上の制限が掛かっているか、もしくはWindowsのシステムに問題がある可能性があります。まずは貴社のシステム管理者の方にご相談ください。

 

この設定をしたマテリアライズソフトウェアのライセンスをプラットフォーム変更した後に、プラットフォーム変更手順とは異なり旧PC/フローティングライセンスサーバーからライセンス情報を削除しなかった場合、タイミングによっては旧PC/フローティングライセンスサーバー側でライセンスの自動(再)有効化が実行され、新PC/フローティングライセンスサーバー側でライセンスを有効化できなくなる場合があります。

 

 

この記事はお役に立ちましたか?

もし該当する記事が見つからない場合は、

サポート窓口までお問い合わせください。